【長井市】長井市と東日本電信電話株式会社山形支店とのスマートシティ実現に向けたキックオフセレモニー(令和3年12月2日)
長井市とNTT東日本山形支店(渡会俊輔山形支店長)の共同記者会見が12月2日、長井市役所で行われました。長井市では、デジタル技術を活用し地域課題の解決に資するスマートシティ(※1)実現に向けた施策を推進しており、NTT東日本山形支店を「長井市スマートシティ推進に向けた環境構築支援業務」に係る契約候補者に選定しました。誰もがいつまでも便利に安心して暮らすことができる「スマートシティ長井」の実現に向けて、今後、NTT東日本山形支店とデジタル技術を活用した事業を実施していく予定です。記者会見の中で渡会俊輔山形支店長は「複数の事業を同時並行して進めていくのは画期的な取り組みである。相互が連携し長井市のスマートシティ化を着実に進めていきたい」と話し、市長は「スマートシティ実現に向けて難しい壁がたくさんあるかと思うが、NTT東日本山形支店のお力をお借りしながら市民全員が住み慣れた地域で安心安全で暮らせるまちを目指していきたい」と今後の抱負を語りました。
スマートシティ長井の実現に向けた主な事業内容は以下のとおりです。
・公共交通におけるデジタル技術の活用
・スマートストア(無人店舗)システムの導入
・デジタル地域通貨「ながいコイン」の本格的運用
・位置情報システムを活用した子どもの見守り
・LPWA(※2)を活用した河川水位の監視
・センサーカメラなどを活用した有害鳥獣への対策
・ワーケーション環境(※3)の構築 ・老若男女が参加できるeスポーツの取り組み
・ドローンの利活用と人材育成 など 上記以外にも様々な取り組みを進めていき、今後の市民サービス向上につなげていきます。
※1デジタル技術を活用し都市や地域が抱える問題を解決することで快適に暮らせるまちのこと
※2消費電力を抑えながらセンサーが取得した情報を遠くまで送信する無線通信技術
※3テレワークを活用し、働きながら休暇をとる過ごし方